『るろうに剣心』斬新な殺陣に世界が驚愕!日本人監督にオファー殺到:イザ!

2014.8.30 15:54

『るろうに剣心』斬新な殺陣に世界が驚愕!日本人監督にオファー殺到

【戸津井康之の銀幕裏の声】

 ジャッキー・チェンら香港映画界の重鎮が絶大なる信頼を寄せる日本人アクション監督がいる。「国籍は日本ですが、映画国籍は香港です」と言い切る谷垣健治さん(43)がアクション監督を務めた大作「るろうに剣心」シリーズが話題を集めている。現在、第2弾「京都大火編」、来月13日から第3弾「伝説の最期編」が公開。1作目は64カ国で公開され、かつてない斬新な殺陣に世界が驚愕(きょうがく)。谷垣さんには香港などからアクション監督の依頼が殺到している。ジャッキーが認めた“和製アクション”が今、世界を席巻し始めている。

■自ら宙づりでカメラ操る

 「本当に斬り合っているのでは? そんなリアリティーを追求した殺陣を目指した」と谷垣さんは言う。

 屋根の上を飛ぶように駆け抜け、転ぶ寸前で体勢を維持しながら滑るように地を滑走(通称「ドリフト走り」)、壁や斜面をかけ上がって剣をふるう…。

 平成24年公開の「るろうに剣心」で主演の佐藤健が見せた殺陣は、これまでの時代劇の概念を覆した。

 佐藤ら俳優陣の殺陣の振り付けから格闘術の指導はもちろん、屋根の上を走るシーンで、クレーンの先のワイヤにぶら下がってカメラを操ったのも谷垣さん。佐藤がドリフト走りをしやすいようホームセンターでスパイク付きの足袋を購入してきたのも谷垣さん。さらにアクションシーンの編集までも手掛ける…。こんなアクション監督は世界を探してもそうは見当たらないだろう。

 「すべて香港映画界で鍛えられ、学んだものですよ」と谷垣さんは語る。

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