最強雀士は誰だ? 賞金総額1000万円 全国麻雀選手権開幕!:イザ!

2014.4.18 11:30

最強雀士は誰だ? 賞金総額1000万円 全国麻雀選手権開幕!

 こだわったのは徹底したリアルさだ。「実際の全自動卓は2セットの麻雀牌を交互に使うんですが、機械で洗牌(シーパイ=牌を混ぜる動作)をしても完全には混ざりきらないんです。例えば、『中』をカンしている人がいたら、次の次の局で、また『中』がまとまって出てくる可能性が高くなる。その混ざり具合を徹底的に調べてシミュレートしました。そこがランダムに配牌される他の麻雀ゲームとの大きな違いです」(栢氏)。そのクオリティーの高さはプロの雀士でも舌を巻くレベルだ。

 また、徹底した顧客サービスも無料ゲームにはない売りだ。ユーザーからの問い合わせや要望、意見に対しては必ず48時間以内にレスを返す。質問内容はゲームに関するものにとどまらず、セキュリティーソフトの設定の仕方やパソコン全般に及ぶこともあるという。こうしたユーザーの意見をくみ上げ、プログラムに修正を加える。「パイの描画や文言の修正まで含めれば年1万カ所以上を修正しています」(栢氏)という細やかな接客が魅力だ。

 昨年から始めた「全国麻雀選手権」も「麻雀=ギャンブルといったネガティブなイメージを払拭し、競技として健全で面白い麻雀の普及を目指すことが目的」。全国の雀荘が激減する中、「参加費を無料にして、裾野を広げよう」と決断したという。さらに、参加者一人当たり10円を積み立て、麻雀牌とマットを購入。岩手、宮城地区の仮設住宅や老人ホームに寄贈する社会貢献活動も行っている。

 栢氏は「将来的には、将棋日本シリーズやサッカー天皇杯のようなメジャーな大会に匹敵するようなものにしていきたい」と話す。ボケ防止や脳の活性化にも役立つとあって、高齢者のファンも増えている麻雀。「お金をかけずに誰もが手軽に楽しめる。麻雀の文化的な地位を向上させるためにも、ぜひ、多くの方に参加していただきたいですね」と栢氏。果たして今年、「最強雀士」の称号を手にするのは誰か?

関連ニュース