麻美ゆま、抗がん剤治療乗り越え…「同じ病気の人に申し訳ない」講演活動

 【アラサー女子が行く】子宮全摘出(4)

 《卵巣にできた「境界悪性腫瘍(しゅよう)」でステージ3と診断されたが、卵巣と子宮を全摘出する手術を受けた、タレントの麻美ゆまさん(26)。手術後の抗がん剤治療は体重が30キログラム台まで落ち、想像を絶する苦しみだった。折れそうになる心を支えたのは家族や仲間、ファン、そして再びステージに立ちたいという思いだった。(藤原由梨)》

◆すべての体毛が抜ける

 抗がん剤治療の副作用により、麻美さんは全身の体毛が抜け落ちた。まつげ、まゆ毛、鼻毛といった、すべての毛が抜けたという。

 体毛、特に頭髪が抜けることに抵抗感を感じる女性は多い。しかし、麻美さんは「毛が抜けることには全然ショックはありませんでした。また生えてくると思って、逆に楽しむくらいの気持ちでいました」

 頭髪が抜け始める前に、「一度やってみたかった」という刈り上げヘアにも挑戦した。決して悲観的にならなかった。

 「辛いとき、動けないとき、どんな小さな目標でもいいから自分の中で見つけようとしていたんです」

 退院したら料理がしたい、友人に会いたい、猫が好きなので猫カフェに行きたい…。「辛い、辛いとだけ思っていると、そのまま毎日を過ごしてしまう。できるだけ明るい方向を想像するようにしました」

 抜け落ちた頭髪をカバーする、かつらもいくつか用意した。「抗がん治療中は夏だったので、むれないかつらも用意しました。最近は、安くていいかつらが出ているんです。頭髪やまゆ毛がなくなっても、お化粧とかつらでごまかせます」。今もまだ、かつらをつけているが、ベリーショートと呼べるほどの長さまで伸びてきた。

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