川重、年功評価を廃止へ 4月から、1万7000人対象

 川崎重工業が4月から年功型の人事評価制度を廃止することが26日、分かった。工場勤務を含む全従業員約1万7000人が対象となる。航空機や造船といった主力事業が不振に陥るなど経営環境が激しく変化しており、実力本位の制度に切り替える。重工業で年功型の制度を廃止するのは珍しいという。

 生産ラインや総合職など一般の従業員約1万3000人は4月から、管理職約4000人は7月から新制度を導入する。一般の従業員はこれまでの評価項目を基に能力や役割、成果をより重視し、賃金や昇進に差が出るようになる。管理職は担当ポストに応じて賃金を定め、仕事の成果を厳しく反映させる。

 川崎重工はロボットや水素関連事業を新たな収益の柱に育てる方針。新制度によって従業員に挑戦やアイデアの創出を促し、競争力の強化につなげる考えだ。

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