HIS、上場来初の赤字へ コロナ入国制限で

 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は25日、未定としていた令和2年10月期連結業績予想を発表し、最終損益が318億円の赤字(前期は122億円の黒字)に転落するとの見通しを示した。通期の赤字は平成14年の上場以来初めて。新型コロナウイルスの影響で厳しい入国制限が続いており、海外ツアーを企画できないことが響く。

 営業所の臨時休業に伴い43億円の特別損失を計上する。売上高は47・6%減の4240億円を見込み、初の無配。HISは海外旅行に関わる事業の売上高が全体の約8割を占めるため、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の恩恵は限定的になるとしている。

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