最も簡単で安心な「キャッシュレス決済」は? スマホ、サイン不要…専門家が教える“意外な結論”

 あちこちでペイ、ペイと騒がしい。電子マネーやスマホ決済は乱立状態で、どれを選べばいいのか難しいが、10月の消費増税の際にポイント還元も実施予定とあって、何もしないのももったいない。「7pay(セブンペイ)」の不正アクセスが発覚し、セキュリティーも気になるが、簡単で安心して始められるキャッシュレス決済を専門家に聞くと、意外な答えが見つかった。

 今月に入り、セブン-イレブン・ジャパンがセブンペイ、ファミリーマートが「ファミペイ」と独自のスマホ決済を始めたが、セブンペイは開始早々不正アクセスを許し、利用者約900人で計約5500万円の被害が発生した。

 スマホのバーコード決済では、楽天ペイ▽ソフトバンク系のPayPay(ペイペイ)▽NTTドコモのd払い▽メルカリのメルペイ▽LINE Pay(ラインペイ)などが参入、それぞれ「20%還元」といったキャンペーンを実施するなど競争が激化している。

 また、消費税率が10月に予定通り10%に引き上げられた場合、2020年6月まで、内需の腰折れ対策として、キャッシュレスで決済すれば、中小・小規模事業者(資本金5000万円以下または従業員50人以下)で5%、フランチャイズチェーン加盟店で2%の還元も始まる。

 こうした恩恵を受けるには、どんなサービスを選べばいいのか。ITジャーナリストの三上洋氏は「ペイペイは地道な営業で、最も多く中小企業に決済システムを導入している。その次がラインペイといえるが、携帯事業者やネットショッピングの事業者も独自のサービスを持っているため、利用頻度が多いところでサービスを利用することが望ましい」と話す。

 ただ、こうした決済サービスは原則スマホが必須で、アプリを取得し、会員登録した後、クレジットカード番号や銀行口座を登録するなど手間もかかる。そこまでするのは難しいという人に、前出の三上氏はこうアドバイスする。

 「最も分かりやすいのはクレジットカードだ。多くの家庭に1枚はあり、ポイントも付与され、コンビニで100円の買い物でも利用できる。少額であればサインも不要のため、スマホ決済よりも簡単に決済を済ませることができる」

 ほかにもiD、QUICPay(クイックペイ)など後払い式の電子マネーや、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)やPiTaPa(ピタパ)など交通系もある。

 自分に合った「1枚」のご用意を。

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