LINE、生保参入へ アプリ内で金融サービス一括提供

 無料通信アプリ大手のLINE(ライン)が生命保険事業への参入を検討していることが25日、分かった。決済を皮切りに銀行、証券と、金融へ次々と手を広げており、LINEアプリ内で個人に必要な金融サービスを一括で提供する体制を整える。金融で得られた膨大な取引データを活用した新ビジネスも探る。

 出沢剛(いでざわ・たけし)社長が産経新聞の取材に応じ明らかにした。保険をめぐっては損害保険ジャパン日本興亜と提携し、LINEアプリ内で即座に数百円単位で加入できる短期型の損害保険を開始したが「損保の種類も増やし、タイミングをみて生保も出す」と述べた。

 参入にあたっては金融規制のハードルの高さを踏まえ「パートナーに助けてもらい、金融ならではのガバナンス(企業統治)をしっかり確保する」と提携戦略を進める方針も示した。銀行では、みずほフィナンシャルグループ、証券では野村ホールディングスという業界大手と組んでおり、生保でも提携先探しが本格化しそうだ。

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