TPP11 「心臓に持病が。サプライズはやめてくれ」 茂木経済再生担当相、翻意“常習犯”のカナダにクギ刺す

 【サンティアゴ=高木克聡】米国を除く環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の署名式に参加するため、南米チリの首都、サンティアゴを訪問中の茂木敏充経済再生担当相は8日、署名式を前にカナダのシャンパーニュ国際貿易相と会談し、「主治医から心臓に持病があるといわれている。サプライズはやめてくれ」と牽制(けんせい)する一幕があった。

 カナダは、昨年11月、ベトナム中部のダナンで、閣僚会合で確認した大筋合意に反対し、予定していた首脳会合が開催できなくなるなど、幾度も交渉土壇場で翻意してきた経緯がある。

 茂木氏は会談で「日本には『結果よければ全てよし』という言葉がある」と、協定発効に向けた国内手続きを急ぐよう迫った。日本からの“圧力”に、シャンパーニュ氏は「今日は日本にとってもカナダにとっても良い日になる」と答えるのが精いっぱいだった。

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