スバル社長に中村知美氏昇格 一部新車の燃費データ改ざんを公表

 SUBARU(スバル)は2日、一部新車の最終検査で燃費データの改ざんが行われていたと明らかにした。吉永泰之社長(63)が代表権のある会長に就き、後任の社長に中村知美専務執行役員(58)が昇格する人事も発表した。昨年の無資格検査問題のけじめをつけるとして、近藤潤会長ら3人の取締役も退任する。経営陣を刷新し、昨年の無資格検査問題で低下した顧客からの信頼回復を目指す。

 データ改ざん行為については、無資格検査問題の検証過程で、一部の検査員から指摘が出されていた。調査結果をまとめて後日、詳細を公表する。品質に問題が生じない範囲としている。

 中村氏はこれまで国内外の営業を担当し、現在はスバルの主力市場の米国で現地法人会長を務める。経営企画部長の経験もあり、新体制のかじ取りを任せるのにふさわしいと判断した。

 吉永氏は最高経営責任者(CEO)にはとどまり、品質管理体制の強化などを主導する方針だ。

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