大和ハウス、米ニューズウィークのグリーン・ランキングで不動産部門№1はなぜ?

 --今回はどういった部分が評価されたと分析しているのか

 「創業100周年の2055年を見据えた長期ビジョンを策定し地球温暖化防止、自然環境との調和、資源保護、有害化学物質による汚染の防止といった4つの重点テーマを設定。それぞれに対し具体的なゴールを掲げ、30年の中間目標に向けて対策を進めているからだと思う。とりわけ地球温暖化防止に向けて、エネルギーゼロの住宅・建築・街づくりの推進が認められたとみている」

■省エネ型の街づくり

 --国内の不動産部門関連の企業に比べ先行していると自負しているのは

 「当社は住宅や商業施設から物流、医療介護施設に至るまで事業領域が広い。また、グループではホテルやスポーツクラブなども運営している。CO2の削減につながるような省エネ技術を実際に検証し、効果の高いものはフィードバックさせて競争力向上につなげるという仕組みは強みだ」

 「戸建て住宅とマンション、商業施設で構成される複合的な開発事業も、他社にはなかなかできない提案で、省エネ型の街づくりにつながっている。昨年完成した『高尾サクラシティ』(東京都八王子市)では、用途ごとのエネルギーデータを集約。夏の暑いときには戸建て住宅の居住者に対し、『(開館中は常に冷房を稼働させている)商業施設に来てもらうとポイントがたまりますよ』といった案内を流す。結果として戸建てのエアコン使用量は減少し、街全体のエネルギーが引き下げられることになる」

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ