平昌五輪「YOUはその後、日本へ?」…経済効果は期待薄

 【ビジネス解読】

 2月9日開幕する平昌五輪を前に、韓国では五輪による経済効果への期待が高まっているが、雲行きは怪しい。韓国国民の平昌五輪への関心は依然低く、観戦客目当てに宿泊料金を釣り上げたことから会場近くのホテルなどの予約状況も芳しくない様子。高速鉄道(KTX)を使えばソウルから五輪会場までは2時間以内と“近すぎる”ため、韓国では観戦後は観客が日本への観光に流れてしまうのでは、との懸念すら持ち上がっている。

 平昌五輪は2月25日までの17日間。ソウルから約180キロの江原道平昌郡を中心とする地域を会場として開催される冬季五輪で、7競技102種目で競われる。五輪の後には、3月9日から18日までパラリンピックも行われる。

 韓国の現代経済研究院は、その経済効果が五輪後の10年間で約65兆ウォン(約6兆5000億円)と試算。五輪に関連して外国人観光客39万人、韓国人観光客200万人が訪れ、消費も4兆7000億ウォン(約4700億円)に達すると予測する。

 五輪といえば、開催国のその年最大のイベントだ。日本でも2020年東京五輪・パラリンピックを控え、国民の期待が徐々に高まっているが、韓国はというと、どうもそうではないらしい。

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