三井住友フィナンシャルグループの国部毅社長「知見集めフィンテック対応」

 【新春直球緩急】

--昨年は銀行の人員削減や店舗改革が話題になった

 「人員削減が前面に出ているが、ビジネスモデルの改革や生産性向上の観点が重要だ。3年で4千人分の業務量を削減すると言ってきたが、業務の効率化と店舗改革とグループ再編の3つの大きな柱で削減する。定型業務が多い従業員をより質の高い業務にシフトし働きがいを高めたい。採用は減らしており、人員は自然減はしていく。今年の採用は約800人で約4割減らした」

--新型店舗も増えてきた

 「資産運用など相談ニーズが多いので、事務スペースを縮小して相談スペースを増やす取り組みや、個人専用店舗、SMBC日興証券との共同店舗など、店舗のあり方を変えて運営効率を上げている。年度内に100店舗が新型にできる見通しだ。ただ、店舗はお客さまとの接点でもあるので、現段階で店舗数を変えることは考えていない」

--金融とITを融合したフィンテックへの対応は

 「フィンテック企業と共同で法人を立ち上げ、生体認証サービスを始めたほか、NECとスマホを使った電子バーコードによる公共料金の収納代行サービスを開始した。ミニストップとセイコーマートの両コンビニエンスストアでスタートさせたが、ローソンやセブン-イレブン、ファミリーマートでも今年中の導入を検討している。金融機関だけではできないことについて、いろんな知見を集めて新しいサービスを生み出したい」

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