フィンランド注目、ムーミン切手 学術的正しさも必要な切手デザインの世界とは

 【経済インサイド】

 わずか数センチ四方にさまざまな絵柄が描かれた切手。日本では年間約50件約500種類、10億枚以上が発行されるが、日本郵便の切手・葉書(はがき)室所属のわずか8人の切手デザイナーによって作成されている。中でもフィンランドのキャラクター「ムーミン」の切手は平成27年、増刷がかかるほど人気を博し、計5500万枚以上を売り上げた。30年1月には新作が発売予定で、用意した5700万枚の完売を目指す。ただ、切手デザインは美しさや親しみやすさだけでなく、学術的な正しさも求められる世界なのだとか…。

 「作者が生きていたら喜んでいただろう」

 生まれ故郷フィンランド以外で唯一、ムーミンの切手を発売する日本で29年11月、新作切手のイラストがお披露目された席でのことだ。駐日フィンランド大使のユッカ・シウコサーリ氏は、作者の女性児童文学作家であり画家のトーベ・ヤンソン(1914~2001年)を引き合いに出して最大限のほめ言葉を送った。

 ムーミンはフィンランドの国民的キャラクターとあって本国でも注目度抜群。その後、駐日フィンランド大使館の公式ツイッターも「来年1月10日に日本郵便がグリーティング切手『ムーミン』を発行するよ!これで、誰に手紙を送ろうかなー?」とつぶやいた。

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