デジタル文具は広がるか タブレットにペンとインク メモと同じ感覚、書き味にこだわる

【スゴ技ニッポン】

 スマートフォンやタブレット端末などデジタル機器は生活や仕事に欠かせず、タッチパネルに手書き入力できる機種も増えてきた。ただ、紙のノートとペンも手放せない人は依然多い。デジタルペンの筆跡データ(デジタルインク)の技術は、「ウィンドウズ」や「アンドロイド」といった機器のOS(基本ソフト)ごとに異なり、互換性がないため使い勝手が悪いからだ。このOSの壁を乗り越え、ペン入力の市場拡大を図ろうと、デジタルインク技術の標準化を推進する非営利団体が本格的に動き出した。

 「いろいろな業界が興味を示してくれている。デジタルペンとインクで全く新しい世界を創れるとワクワクしている」

 ペン入力のタブレット端末で業界をリードしてきたワコム(埼玉県加須市)は11月2日、東京・汐留で「コネクティドインク東京」と題するイベントを開催。来年4月に社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する井出信孝取締役は会場でこうアピールした。

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