週末は3時間待ちも! ボウリングブーム再燃の背景

ジャパンオープンには多くのファンがつめかけた

ジャパンオープンには多くのファンがつめかけた

 今から50年前、高度経済成長に沸く昭和40年代に、老若男女が熱狂したのがボウリングだ。休日ともなれば2時間待ち、3時間待ちは当たり前。平日の深夜もボウリング場には長蛇の列ができた。

 1970年に女子プロ初のパーフェクトゲーム(300点)を達成し、シャンプーのCMで“さわやか律子さん”が流行語になった中山律子氏は当時をこう振り返る。

 「たまたまパーフェクトが出たという感じで、私自身は実感がありませんでした。とにかくボウリングが大人気で、試合ともなれば動けないくらいの人だかり。毎日忙しかったことだけが思い出です(笑い)」

 とはいえ、そんな空前のボウリングブームも今は昔。ピーク時には全国3697か所あったボウリング場も、昨年は784か所にまで減少。昨今は世間の耳目を集めることもなくなり風前の灯火なのかと思いきや、ここにきてブーム再燃の兆しが見え始めた。全国に108店舗のボウリング場を展開するラウンドワンでは、週末は1時間半から3時間待ちが当たり前という。

 「じわじわとお客さんが戻ってきているところです。利用者数は5年前に比べて倍増しています」(ラウンドワン管理部)

 時折しも全国のプロ・アマ選手が日本一を争う第40回ジャパンオープンボウリング選手権が11月2日から開催された。大会会場であるワンフロア116レーンの世界最大のボウリング場・稲沢グランドボウル(愛知県)に赴けば、早朝から夜遅くまで贔屓の選手を応援するギャラリーの熱気に圧倒される。

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