第四銀と北越銀の統合「変更するつもりはない」「新潟県にとってもベストな選択」

 第四銀行(新潟市中央区)の並木富士雄頭取と北越銀行(長岡市大手通)の佐藤勝弥頭取は10日、それぞれ新潟市内で中間決算発表の記者会見を開き、当初予定の来年4月から半年延期した経営統合を計画通り進める考えを強調した。

 第四銀の並木頭取は、約7千にのぼる県内の事業所に公正取引委員会が実施したアンケートの分析の遅れが、統合延期の要因だと改めて説明。公取委に対し「統合後も地域の健全な競合は確保されると、引き続き申し上げる」と話した。

 北越銀の佐藤頭取も「(公取委の)審査は着実に進捗(しんちょく)していると認識している」と述べ、統合の準備を続けると強調。その上で「(統合以外の選択肢は)全くなく、県にとってもベストな選択だ。今のところ変更するつもりはない」と語り、統合計画の白紙化は視野にないとした。

 両行は10月27日に統合延期を発表。公取委の杉本和行委員長は今月1日の記者会見で、両行に関する審査が長引いていることに関し「消費者の選択肢がなくなることで不利益が出ないか、懸念を払拭する必要がある」と説明した。両行が統合すれば県内の貸し出しシェアは5割を超える。

 平成29年9月中間連結決算は、第四銀行は売上高に当たる経常収益が前年同期比3・5%増の494億円、最終利益は0・6%減の74億円。一方、北越銀行の経常収益は6・0%減の222億円、最終利益は22・4%減の28億円だった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ