神戸製鋼所会見(5)各部門への評価「収益に偏っていた」

 神戸製鋼所の経営陣と報道陣の質疑応答は、会見開始から1時間半を超えて続く。不正の温床となった各部門の閉鎖性を改善し、「風通しの良い組織」を目指すため、川崎博也会長兼社長は今後、管理職や現場社員との“対話”を進めたいという。

 --この報告書では、不正を「誰が行ったのか」が不明確だ

 川崎博也会長兼社長「本日の報告書は、10月25日までの(社内調査を行った)品質調査委員会の調査をベースにしている。さらに掘りが必要と認識していたが、すでに外部調査委員会に委ねている。外部委員会に対するデータ提供など、最大限の協力が現在のわれわれの使命だ」

 --国民が納得する内容になっていると思うか

 「外部調査委員会で継続されるし、最大限の協力をさせていただく。対策に関しては、今打てる対策を載せている。抜本的な対策は、(外部調査委の報告を踏まえた)品質ガバナンス検討委員会で精力的に検討し、最終報告書に記載したい」

 --今回の調査報告書では、原因分析に関して「考えられる」「推察される」などの表現が多い

 山本浩司常務執行役員「このリポートは生データ現物の検証と、弁護士の協力を得た関係者の聴取で作った」

 --「考えられる」というのは、「原因だと考えられる」という意味か

 「最終結論ではない。最終的には外部調査委員会の報告を受ける」

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