イオン警備会社に是正勧告 違法残業、月100時間超

 イオングループの警備会社で、全国で事業を展開する「イオンディライトセキュリティ」(大阪市)が、東京都内の5カ所の警備現場で違法な長時間労働をさせたとして、労働基準監督署が同社に是正勧告していたことが分かった。勧告対象の現場の社員は、7月時点で計44人。過労死ラインとされる月100時間を超える残業を繰り返していたという。勧告は9月29日付。

 警備業界では深刻な人手不足のため、長時間労働が常態化している企業が後を絶たない。7月にも全国展開する警備会社「コアズ」(名古屋市)が、残業代未払いで仙台労基署から是正勧告を受けたことが発覚しており、改めて過重労働の実態が浮き彫りになった。

 今回の勧告対象になった社員の一部が加入する労働組合「プレカリアートユニオン」(東京)によると、同社の労使協定(三六協定)では残業の上限は最長月60時間などとされているが、組合員の社員の中には毎月のように100時間を超えていた人もいた。

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