過熱する「加熱式たばこ」市場 JT「他社製品とコンセプトが全く異なる」も販路が…

 【開発ヒストリー】

 燃焼に伴う煙やタールがゼロで、においも少ないとして愛煙家の注目を集めている加熱式たばこ。米フィリップ・モリス・インターナショナルの「iQOS(アイコス)」が国内市場を席巻する中、日本たばこ産業(JT)は「Ploom TECH(プルーム・テック)」で追い上げる。

 「他社製品とコンセプトが全く異なる。いわば『水出しコーヒー』のイメージだ」。JTたばこ事業本部のマーケティング担当、岩崎譲二さんはプルーム・テックの技術に胸を張る。

 アイコスや英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo(グロー)」は、いずれも専用たばこを筒状のホルダーに差し込み、燃やす代わりに電気で加熱して、ニコチンを含んだ蒸気を吸う仕組みだ。

 一方、プルーム・テックは電気を使う点こそ同じだが、加熱するのは専用リキッド(液体)。水や食品添加物に使うグリコールなどを混合している。その蒸気が、粉砕たばこ葉の詰まったカプセルを通り、ニコチンを揮発させるという「間接加熱」の発想だ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ