中国集中が原因か? 「定時率評価」で韓国2大航空会社が世界100位圏外に

【経済裏読み】

 大韓航空とアシアナ航空の韓国の2大航空会社の7月の「定時率評価」が世界ランクで100位圏外になったという。

 定時率は航空機が決まった時間内に出発・到着したかを評価する指標。大韓は昨年、目的地まで遅延なく時間通りに到着する評価「定時到着率」でも68・3%にとどまっていた。10回のうち3回は15分以上遅れたことになり、日本航空(世界3位)などに大きく水を空けられ、世界トップ10にも含まれなかった。

 2大エアラインは定時率の下落原因に、「中国の空港に航空機が集中するためだ」として中国を挙げるが、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備の影響で、中国便は減っているはずだ。

 平均で大韓は32分、アシアナは38分の遅れ

 英航空調査会社OAGによると、大韓航空とアシアナ航空の7月の定時率評価がそれぞれ112位(64・9%)と122位(60・7%)となったという。6月に比べそれぞれ9・6ポイント、11・0ポイントの下落、順位も前月(75位、93位)より大幅に落ちた。韓国紙、韓国経済新聞(日本語電子版)が報じた。

 OAGは毎月、世界の航空会社の定時率を評価して順位を公開し、予定された時間から15分以内を定時と認定している。定時率は航空会社の航空機点検、乗務員の飛行準備、空港事情などが影響を及ぼす。悪天候などの気象状況も定時運航を左右する。予測不可能な突発変数があるが、業界では航空会社の運送実力を評価する基準として使われるようだ。

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