働き方改革司令塔のはずが…残業時間、厚労省が最長 4割超「過労死の危険感じた」

 働き方改革の司令塔が最も過酷な職場-。中央省庁の労働組合でつくる「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」が実施した調査によると、平成28年の月平均の残業時間は厚生労働省の厚生部門が55.0時間で最も長く、同省の労働部門(45.3時間)が2番目だったことが26日、分かった。同省がワースト1位になるのは4年連続。

 調査に応じた同省職員の4割以上が「過労死の危険を感じたことがある」と回答しており、見過ごせない現状が浮かんだ。調査の担当者は「厚労省は業務量に比べて人手が不足しており、長時間労働が常態化している」と分析している。

 調査は3月に実施。共闘会議に加わる8省庁、10組合の2541人がアンケートに答えた。

 残業時間の全体平均は34.1時間だった。過労死ラインとされる月80時間以上の残業をした人は全体で6.5%。省庁別では厚労省の厚生部門16.6%、経済産業省14.8%が多かった。要因は「業務量が多い」が57.0%で最多。

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