東芝の次世代電力計子会社がスイスで上場、売却益約400億円

 経営再建中の東芝は21日、スマートメーターと呼ばれる次世代電力計を手がけるスイスの子会社、ランディス・ギアがスイス証券取引所に新規株式公開(IPO)したと発表した。東芝は保有する同社の全株式を約1617億円で売却する。平成30年3月期に売却益約400億円を計上し、財務改善に役立てる。

 東芝は平成23年に官民ファンドの産業革新機構とランディス・ギアを約1860億円で買収、株式の6割1770万6千株を保有していた。残り4割を保有する産業革新機構も、約1077億円で全てを手放す。

 ランディス・ギアの2017年3月期の売上高は16億5900万ドル(約1841億円)、最終損益は約6200万ドル(約68億円)の赤字。ランディス・ギア買収には日立製作所や海外投資ファンドが名乗りを上げていたが、東芝はより高値で売れる上場を選択した。

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