ギリシャ、監視対象外に EU、財政再建を評価

 財政危機に陥っていたギリシャが、財政赤字是正に向けた欧州連合(EU)による監視対象から外れる見通しとなった。EUの行政執行機関である欧州委員会が12日、監視対象から外すようEU理事会に提案することを決めた。EUの金融支援を受けているものの、財政再建が進んだと評価した。

 ギリシャの2009年の財政赤字は国内総生産(GDP)比で15・1%に上った。支援の条件としてEUなどから要求された緊縮策を実行してきた結果、16年は0・7%の黒字を確保。17年も3%未満の赤字にとどまり、EUの財政基準をクリアできる見通しだ。

 一方、16年末時点の債務残高はGDP比179%の3148億ユーロ(約40兆7千億円)。国際通貨基金(IMF)は「持続不可能だ」と指摘し、ギリシャも大幅な債務負担の軽減を求めている。(共同)

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