東芝危機 主要7行が東芝の2800億円の融資枠延長へ

 経営再建中の東芝に対し、主要取引銀行7行が設定した2800億円の融資枠について、設定期間を延長する方針を固めたことが29日わかった。この融資枠は月内で期限を迎えるが、東芝メモリの売却差し止めを申し立てている米ウエスタンデジタル(WD)の反対で、これまで資金を引き出せなかった。

 融資枠はすでに280億円が引き出せるようになっている。東芝は2800億円を運転資金に充てる方針で、当面の資金繰りにめどがつく。ただ、通常の担保よりも価値が低くなることから、各行は貸倒引当金を積む方向で検討している。

 一方、WDは29日、東芝がWD社員による情報システムへのアクセスを28日に遮断したことについて「東芝の関係者だけでなく、両社の顧客に対しても悪影響を及ぼす」と非難する声明を発表した。

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