東芝、8月に東証2部降格へ 債務超過が従来予想から拡大

 経営再建中の東芝は23日、今月末に法定期限となる2017年3月期の有価証券報告書の提出を8月10日まで延期すると発表した。関東財務局に申請し承認を受けた。債務超過の額が従来予想から416億円増え、3月末時点で5816億円となったことも公表した。東京証券取引所は23日、東芝株を8月1日付で市場1部から同2部に降格すると発表した。

 東芝の綱川智社長は23日夕、東京都内の本社で記者会見し、今後の対応などを説明する。

 負債が資産を上回る債務超過の額が拡大したのは、米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻に伴い、関連損失が膨らむ見通しとなったため。

 有価証券報告書の提出延期は、WHを巡る監査などの手続きが7月末までかかることが主な理由だ。WHの巨額損失を認識した時期を巡る監査法人との意見の対立も解消できていない。

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