加熱式たばこ、販売競争で火花 受動喫煙防止策の動向注視

 JTによれば、国内たばこ市場に占める加熱式の構成比は28年末で5%程度。これが29年末には15%まで上昇する見通しだ。

 加熱式は紙巻きと同様に葉タバコを使うが、火で燃焼させずに、電気で熱して蒸気を吸う仕組み。喫煙時にベランダに追いやられていた“ホタル族”も、リビングで堂々と吸えるなどとして人気に火がついた。

 PMIによれば、禁煙スペースでもアイコスが吸える飲食店などの施設は全国で1万カ所以上あり、増える傾向にあるという。

 しかし、政府は訪日外国人が増える2020年東京五輪・パラリンピックなどを見据え、受動喫煙対策を強化する方針だ。厚生労働省は加熱式について「受動喫煙の影響が明らかでない」(担当者)とし、規制の対象にするかを今後判断する考えだ。仮に飲食店での禁煙など紙巻きと同様に規制されれば、普及に冷や水を浴びせかねない。

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