日立、原発新技術から撤退 損失700億円計上へ

 日立製作所は1日、原発の燃料として使うウランを濃縮する新技術を米国で開発している事業から撤退し、平成29年3月期の連結決算で約700億円の損失を計上する方針を明らかにした。将来の需要増加を見込んでいたが、原発をめぐる事業環境は厳しく、想定通りの収益を見込めないと判断した。

 事業は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と合弁で設立した現地法人のGE日立ニュークリア・エナジーの子会社が手掛けており、売却することも選択肢という。3月末までに決定する見込みだ。

 西山光秋最高財務責任者(CFO)は、1日の決算の記者会見で「原子力のウラン燃料の需要や見通しを考え、別のことに注力する」と述べた。

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