関空に激震…「親関西」トルコの航空大手撤退、欧州便激減で「ツアーが作れない」

 トルコ航空大手ターキッシュエアラインズ(TA)が1月末で関西国際空港から撤退する。相次ぐテロで搭乗率が落ち込んでいるのが背景だが、TAはトルコ最大の都市イスタンブールを拠点に就航する国数が航空会社で世界一を誇る。欧州やアフリカ方面への乗り継ぎ需要は大きく、旅行会社は「ツアーが作れない」と嘆く。中国や韓国からの訪日外国人急増で昨年の旅客数が過去最高を更新した関空だが、欧州方面などの長距離便は正念場を迎えている。

 ◆世界のハブ空港

 TAは就航国数の多さだけでなく、機内サービスにも定評がある。日本向けなど長距離便では、エコノミークラスでも靴下などが入ったアメニティーを配布。搭乗直後にはトルコの郷土菓子も配られる。ビジネスクラスでは「フライングシェフ」と呼ばれる料理人が搭乗。搭乗者の目の前で配膳も担当する。

 拠点となるイスタンブールのアタチュルク国際空港は、TAの就航国の多さを背景に世界のハブ(拠点)空港としての地位を確立。ロンドンなど欧州のハブ空港は複数のターミナルを持つが、アタチュルク空港は主要ターミナルが1つのため短時間で乗り継ぎが可能。免税店や飲食店もほとんどが24時間営業で深夜や早朝でもにぎわっている。

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