三菱商事がインドで蓄電システムの売り込み開始 現地のタタと組み実証試験

 三菱商事は13日、インド財閥タタグループの配電会社などと組み、リチウムイオン電池の大型蓄電システムの実証試験を開始すると発表した。インド政府は風力や太陽光発電による大規模な再生可能エネルギー導入を急いでいるが、効果的な運用のためには、作った電力を一時蓄積できる蓄電システムが必要だと判断した。

 三菱商事は2016年に、蓄電メーカーの米AESエナジー・ストレージとアジア・オセアニア地域の販売で提携。今回の実証試験はAESエナジーとインドの配電会社のタタ・パワー・デリー・ディストリビューションと共同で、変電所内に1万キロワット級の蓄電システムを設置し、700万戸以上につながる配電への安定を実証する。

 今回の実証データを元にインド市場で本格販売するほか、再生可能エネルギー発電と組み合わせた売り込みも検討する。

 インド政府は慢性的な電力不足解消や大気汚染の改善を目指し、22年に再生エネの発電容量を今の約4倍以上の1億7500万キロワットに増やす計画。

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