DeNAが謝罪会見 10のまとめサイト全て閉鎖 被害者窓口を開設、第3者委は調査書公表へ

 ディー・エヌ・エー(DeNA)の情報まとめサイトで、無断転用や誤った情報の記載など不適切な運営が行われていた問題で、DeNAは7日午後記者会見し、原因解明に向けた第三者による調査委員会と問題のある情報で被害を受けた人からの相談を受ける窓口を設置すると発表した。会見では当初予定の守安功社長に加えて、南場智子会長も急きょ出席、会社側は謝罪を繰り返した。

 守安社長は「サービスの成長を追い求める過程で正しい、信頼できる情報を提供するのが担保できていなかった。深く反省しております」と謝罪した。

 DeNAは1日に、「霊のしわざかも」など誤った情報を記載していたことや出典元が不明な画像を記載していたことでネット上で大きな批判を受けた、医療・健康情報を扱う「WELQ(ウェルク)」や、子育ての「cuta」、旅行の「Find Travel」など9サイトを停止した。

 その後も、女性向けファッション情報の「MERY」は、運営体制が違うなどとしてサイトの運営を続けていたが、「出典元が不明な画像を含む記事などの非公開化を進めたところ、(MERYの)8割に当たる約13万件の記事を非公開にすることになった」(小林賢治執行役員)ことから、7日にサイトを停止した。

 第三者調査委では、運営の体制やプロセス、社内の組織風土や文化も含めて原因の洗い出しを行い、調査書を公表する。守安社長はすでに、月額報酬の30%を半年間減額することを明らかにしているが、ほかの役員の処分も進める方針。

 また、同社ホームページに相談窓口を設置。ウェルクの記事を見て健康被害を受けた人からの相談や、情報サイトの問題などについての意見などに対応する。

 南場智子会長は「ご批判が企業風土にも及んでいるということで、創業者として責任があると考え、直接おわびを申し上げたく参りました」と述べた。

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