東証がJR九州の上場承認 10月25日予定、JR系では東海以来19年ぶり

 東京証券取引所は15日、JR九州の上場を承認したと発表した。上場日は10月25日で、市場区分は東証1部になる見通し。JR九州が明らかにした想定売り出し価格(1株2450円)をもとにすると、時価総額は3920億円。今年の新規株式公開(IPO)としては、7月15日に上場した無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)に次ぐ規模だ。福岡証券取引所にも重複上場し、福証への上場日は10月26日となる。

 JRグループの上場は、平成9年10月8日のJR東海以来約19年ぶり。本州3社(東日本、西日本、東海)以外のいわゆる「三島会社」(北海道、四国、九州)では初めてとなる。

 発行済み株式総数1億6千万株のうち、国内で1億2千万株を、海外で残りの4千万株を売り出す方針。JR九州は想定売り出し価格を軸に、1株あたりの売り出し価格の上限と下限を示した仮条件を10月6日に定める。投資家の需要を調べ、10月17日に最終的な売り出し価格を決定する。

 JR九州の全株式は、国土交通省が所管する鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有している。上場にあたって全株一括売却し、その利益を旧国鉄職員の年金支払いなどに充当する。

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