蚊を丸呑み…シャープが「蚊取」機能付き空気清浄機を発売 アジアで好評

 シャープは17日、蚊を吸い取る機能を付けた空気清浄機「蚊取空静」を国内向けに4月23日に発売すると発表した。市場想定価格は税抜き5万円。先行販売した東南アジアでの人気を受け、ジカ熱やデング熱といった蚊が媒介する感染症への対策に関心が高まる日本でも売り出すことになった。

 本体から蚊が好むとされる波長の紫外線を出しておびき寄せ、気流で吸い込み、本体内部の粘着シートに吸着する。蚊の侵入口となる小窓を本体10カ所に設け、暗がりを好む蚊が寄りつきやすい大きさ(縦3・7センチ、横9センチ)とした。除菌効果があるとされる独自イオン「プラズマクラスター」も放出する。

 蚊取空清は、蚊の多いマレーシアにあるシャープの販売会社の発案で平成21年から開発。現地の研究機関の協力で実験を重ね、1万匹以上の蚊を使用したという。昨年9月にマレーシアやタイなど6カ国で発売。「蚊取空清だけで現地市場の1割のシェアを取れた」(担当者)という。

 シャープによると現地の空気清浄機の市場は年間20~30万台で日本の10分の1程度。病原菌を媒介する蚊に対する警戒心は高まっており、シャープは蚊取空清での現地の空清市場拡大をねらっている。

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