タカタ、ダイセルと提携検討 エアバッグ部品で共同生産

 欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)で業績が悪化する自動車部品大手タカタが、同業のダイセルと提携を検討していることが23日、分かった。エアバッグを膨らませるガス発生装置の共同生産などが浮上している。

 タカタは硝酸アンモニウムを使用するガス発生装置を生産していたが、エアバッグの異常破裂の一因と指摘され、製造を段階的に中止することで米道路交通安全局(NHTSA)と合意した。このため、別のガス発生剤を使った装置への移行を進めているが、顧客離れが起き、単独での事業拡大は厳しい状況だ。

 ダイセルは硝酸アンモニウムとは異なる発生剤を採用しており、今回のリコールで不足する交換用部品の一部を生産している。

 タカタは23日、産経新聞の取材に対し「(ガス発生装置の)安定供給についての検討をダイセルと行っている」と明らかにした。ただ、具体的な内容は決まっていないという。

 両社のガス発生装置の事業を切り離し、共同出資会社を設立する案なども検討されるとみられる。

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