甘利TPP担当相会見詳報(1)「もう1回閣僚会合を開けば決着ができる」

 また、今後の予定について「多くの論点が決着し、残された課題は相当しぼりこまれた。今回の会合の成果を踏まえ、今後も交渉の早期妥結に向けた努力を継続するとの認識が各国で共有された」と説明。「残された論点については、各国が準備した上で、もう1回閣僚会合を開けば決着ができるだろう」と述べ、次回閣僚会合での大筋合意に自信を示した。

■「特定の国」がなかなか解決できない

 甘利氏のあいさつが終わると、質疑応答が始まった。

 -交渉参加12カ国は次はいつ会合するか。もう1回で本当に決着できるか

 甘利氏「次の会合について議論した。共通の認識として8月末までに会合を持つというのが共通認識だと理解している。私からは、具体的な日程を確定したほうがより準備しやすい。そこに向けて未解決の問題をその間処理していくという決意がたてやすいという話をしたが、次の会合が決着をさせる会議だとすると、慎重な設定が必要だ」

 「物品市場アクセスに関してはまだ(課題が)残っているが、“特定の国”がなかなか解決できない。要求の過大さゆえに各国が応じられないというところもある。その辺を落ち着かせる、腹をくくらせるという決意が必要だと思います」

 「特定の国」について甘利氏は示さなかったが、乳製品で過大な市場開放を要求をしてきたニュージーランドであることを記者たちは容易に認識していた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ