国内でも…増える選択肢「ディーゼル車」って何?:イザ!

2015.2.28 10:35

国内でも…増える選択肢「ディーゼル車」って何?

 軽油を燃料とするディーゼルエンジン搭載車が国内で存在感を高めつつある。マツダは27日、ディーゼル専用車となる新型の小型スポーツ用多目的車(SUV)「CX-3」を発売した。従来から力を入れてきた欧州勢に加え、トヨタ自動車も今夏にもディーゼルの大型SUVを投入する見通しで、ユーザーの選択肢が増えてきた。

 「国内でディーゼル車をさらに普及させたい」。マツダの小飼雅道社長は東京都内で27日開いた発表会でこう強調した。ディーゼル専用車は同社初だ。

 1.5リットルの次世代ディーゼルエンジンを採用し、2.5リットルガソリンエンジンを上回る加速力と軽油1リットル当たり最大25キロの燃費性能を両立した。価格は237万6000~302万4000円。3000台の月販目標を掲げた。

 環境性能が高いディーゼル車は4月から基準が厳格化されるエコカー減税でも優遇され、CX-3は自動車取得税、重量税がともに免税となる見通しだ。

 かつてディーゼル車は大気汚染の原因とみなされ販売が低迷したが、汚染物質を削減するクリーンディーゼル技術が確立され、欧州を中心にエコカーとして見直されている。ディーゼル乗用車の国内販売は2014年に前年比4.5%増の7万9565台と伸び、過去3年間でみると約9倍に拡大した。

 国内で現在購入できるディーゼル車は輸入車を含め19車種。需要の高まりを受け、トヨタが発売する見通しの大型SUV「ランドクルーザープラド」のディーゼル車を含め、年内に10車種程度が新たに加わりそうだ。マツダ幹部は「経済性が優先される中でも走る楽しさが経験できる。市場はさらに広がるだろう」としている。

関連まとめ