さらば庶民の味方… 梅田・阪神百「立ち食いスペース」17日閉鎖:イザ!

2015.2.16 15:48

さらば庶民の味方… 梅田・阪神百「立ち食いスペース」17日閉鎖

 お好み焼きやうどん、カレーなどが立ち食いで味わえる大阪・梅田の阪神百貨店地下1階のイートインスぺース「スナックパーク」が、同店の建て替え工事に伴い、17日閉鎖される。「早い、安い、うまい」をモットーに16店が集まる売り場。人気のいか焼きをはじめ一部店舗は別の場所に移転して営業を続けるが、立ち食いスペースはなくなる。「庶民の味方だった」。売り場は名残を惜しむ人でごった返している。

 ◆小腹を満たす

 16日午前10時。開店と同時に、背の高いテーブルやカウンターは立って食べる客で埋まった。オムライス391円、カレー300円、ラーメン346円…。ワンコインでお釣りがくる。

 「オムライスがこの値段で食べられるなんてほかにない。なくなるなんて残念」。夫とオムライスをほおばっていた大阪市淀川区の千原弘子さん(67)は惜しむ。「ちょっとおなかすいたというときにピッタリだった」

 立ち食いすしを食べていた兵庫県伊丹市の男性(49)は、夜勤明けに来るのが楽しみだったといい「サッと食べられるのが良かった。こんな店はもうないですね」と惜しんだ。

 名物のいか焼きを買っていたのは大阪府高槻市の会社員、浜辺定雄さん(60)。小学生のころから親に連れられて梅田に来たときは、決まって寄っていた場所だ。「すごい人で迷子になったこともある」。就職してからは、飲んだ帰りの家族へのお土産の定番だった。