アラブのお金持ちに「ニッポン製品」人気 クッキーは大皿ごと数万円也:イザ!

2014.10.15 10:30

アラブのお金持ちに「ニッポン製品」人気 クッキーは大皿ごと数万円也

 アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアなど中東諸国で、高品質な日本商品が人気だ。主役は品質を重視する傾向が強い富裕層で、日本市場で鍛えられた商品を評価しているという。中東は若い世代が多く、今後も人口増、市場拡大が見込まれる。進出企業は現地資本と提携するなどして「異文化の壁」を乗り越え事業を拡大する姿勢だ。(中山玲子)

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある洋菓子メーカーのヨックモック(東京)の店では、大皿に葉巻状のクッキー「シガール」が盛られている。家で客をもてなす際の風習に合わせた売り方だ。日本円で数万円もするが、大皿ごと購入する客は多い。

 イスラム教では飲酒が禁じられ、代わりに甘い物が好まれるという。そうした中でシガールは、欧米の菓子に比べ「甘さ控えめで上品な味」(同社広報)が受けた。品質にほれ込んだ現地企業の積極的なアピールで、UAEだけで14店舗を展開するまでになった。

 チョコレートのロイズコンフェクト(札幌市)も今年2月に中東で初めてドバイに出店し、「生チョコが人気」(同社)という。

|