【ビジネスの裏側】出世するのは「チャック女子」ばかり? キャリアウーマンが語る女性登用の実態:イザ!

2014.10.10 08:00

【ビジネスの裏側】出世するのは「チャック女子」ばかり? キャリアウーマンが語る女性登用の実態

 一方、管理職やリーダーとして組織を牽引(けんいん)する立場の女性からは「自分たちは先輩のやり方を見て仕事を覚えたが、若手は指示待ちばかり」「意欲的な人と現状維持タイプの人と仕事をどう任せていくべきか悩んでいる」などの声が上がった。

 これに対し、日本生命保険の山内千鶴サービス企画部担当部長(57)は「仕事の必要性や目的を説明し、考え方を共有することが大切だ」とアドバイスし、期限を区切って仕事を任せ、進捗(しんちょく)を確かめるなど具体的な方法も提案していた。

 クボタのブランド推進室長の廣瀬文栄さん(40)は「リーダー世代の女性の多くが上司を気にしてリーダーとして組織を率いることに遠慮してしまう。もっと自信をもって、どういう組織を目指すのか考えて」とエールを送った。

 日本では企業の女性の幹部登用が不十分といわれ、職場では女性の幹部や幹部候補らは少数派だ。今回のフォーラムでは他社で同じ悩みや課題に直面する女性幹部や幹部候補と交流することで刺激を与えることは間違いない。それでそれぞれが課題を乗り越えるきっかけになれば、政府が成長戦略の柱に据えた「女性の活躍推進」が地に足がついたものになるのかもしれない。

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