500円「金券」か「寄付」…まさかのお詫び作戦:イザ!

2014.10.6 19:25

500円「金券」か「寄付」…まさかのお詫び作戦

 【ビジネス解読】「500円金券」か「500円寄付」か…ベネッセが繰り出したまさかのお詫び作戦

 「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです」。こんな朱書きがされた封書がわが家に届いたのは、2週間ほど前のことだ。「ああ、例の情報漏洩(ろうえい)のおわびの件だな」と思い封を切ると、5枚の文書が入っている。

 そのうちの1枚「おわびの品について」によると、500円分の電子マネーギフト(楽天Edy、Amazonギフト、nanacoから選択)か500円分の全国共通図書カードを選ぶことができるようだ。ここまでは、事前の取材で予想された範囲。しかし次の一文を読んで、私は心底驚いた。

 「上記のおわびの品にかえて、別紙にてご説明しております『財団法人ベネッセこども基金』へのご寄付をお選びいただくことも可能です」

 一瞬、ベネッセを恨む何者かがベネッセをかたって私に送りつけたタチの悪い嫌がらせなのかと思った。とにかく、別紙「『財団法人ベネッセこども基金』について」を読んでみる。

 「今回の事態の重大性、広範囲にご迷惑をおかけしたことに対する弊社の社会的責任などを考慮して、おわびのあり方についてさまざまな検討を行って参りました。その結果、未来ある子どもたちへの支援や子どもたちが安心して学習に取り組める環境の確保などを目的として、『財団法人ベネッセこども基金』の設立を決意するに至りました」

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