アップル、大誤算! 製造工場で白血病、新譜無償配信も不評

 9月13日付英紙デーリー・メール(電子版)が伝えていますが、台湾に本社がある世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)会社「フォックスコン・テクノロジー・グループ」(富士康科技集団)で最大規模を誇る中国・広東省深●(=土へんに川)(しんせん)にあるアイフォーン製造工場で、2010年以降、19歳~24歳の従業員13人が白血病にかかり、うち5人が死亡したと伝えたのです。

 デーリー・メールは、白血病にかかる人は世界的には10万人に3人の割合だが、ほとんどは子供か高齢者で、こうした若者が血液のがんにかかるのは稀(まれ)であると説明しています。

 この工場は、アイフォーンの初代モデルが発売された2007年以降、アップル側がアイフォーンの主要生産拠点と位置づけており、中国全土からやってきた約23万人の出稼ぎ労働者がここで週200万台のアイフォーンを製造しています。

 もちろん最新機種のアイフォーン6もここで作られているのですが、この問題の解明に取り組む香港の労働団体によると、被害者たちはすべて、アイフォーンやアップル製品の製造ラインやその近くで働いていたといいます。

 一体、何が原因なのか?。デーリー・メールによると、アイフォーンやiPad(アイパッド)の製造の最終過程で使われる2種類の有毒化学物質、ベンゼンとn-ヘキサンが疑わしいとみられています。実際、アップルは1カ月前に、この2種類の有毒化学物質の工場での使用を禁止を発表しています。

 犠牲者の家族によると、彼らは製造工程で定期的に複数の化学物質を扱っていたといい、使い捨てのフェイスマスクとプラスチック製の手袋姿で働いていましたが、こうした化学物質の潜在的な危険性についてはほとんど説明を受けていなかったと証言しています。

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