おサイフケータイ登場から10年、未来のFeliCaはどうなる?:イザ!

2014.8.27 15:51

おサイフケータイ登場から10年、未来のFeliCaはどうなる?

 コンビニやスタバなどFeliCa電子マネーでお金が払えるところは増え続けている半面、iPhoneなどおサイフケータイ非対応のグローバルなスマホ人気もあり、ここ数年おサイフケータイの歩みは止まっているように見える。FeliCaとおサイフケータイは今後どうなっていくのか? 最新事情をレポートする。(吉岡綾乃=Business Media 誠)

 自動改札にかざして電車に乗る。レジでかざしてお金を払う。レストランでかざしてクーポンを受け取る……FeliCaチップを内蔵した携帯電話をお財布のように使えるサービス「おサイフケータイ」は、2014年で10年を迎えた。

 カードタイプのFeliCaの歴史はさらに古い。FeliCaは近距離無線通信用の非接触ICで、“かざす“ことで利用でき、処理速度の速さとセキュリティの高さを生かして、交通乗車券や電子マネーとして広く利用されている。JR東日本が推進する交通系サービス「Suica」や、決済サービス「Edy」(現在は楽天Edy)「nanaco」「WAON」などに採用されて普及し、最近では、「モバイル スターバックス カード」がモバイルFeliCa向けサービスとして始まるなど、交通乗車券や電子マネーとして使える場所は現在も年々増えてきている。さらにここ数年は、複数の決済サービスに対応した端末がコンビニを中心に普及したこと、全国のIC乗車券が相互利用を始めたこともあって、日本全国どこでも「かざす」シーンを目にすることは日常的になってきている。

 かざす場所が増えた半面、その使い方やユーザーは変わっただろうか? 冒頭で書いた通り、2004年にスタートしたおサイフケータイは今年で10周年を迎えた。しかしここ数年はグローバルモデルのスマートフォンが普及している。特に利用者が多いアップルのiPhoneは非接触ICを搭載しておらず非対応。Google Nexus 5などは、NFC(FeliCaと互換性のある近距離無線技術、参照リンク)は搭載しているがおサイフケータイには非対応。こうしたおサイフケータイ非対応のスマートフォンを使うユーザーが増えていることもあり、おサイフケータイの利用者は伸び悩んでいるのが現状だ。

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