ハルカス近鉄、全面開業から半年でてこ入れ 女性向け専門店街改修へ:イザ!

2014.8.26 10:23

ハルカス近鉄、全面開業から半年でてこ入れ 女性向け専門店街改修へ

 近鉄百貨店が、旗艦店である「あべのハルカス」に入る本店の平成27年2月期の売上高目標を大幅に下方修正した。集客の目玉に据えた若い女性向け専門店街「ソラハ」の不振が大きな要因だ。同社は売り場の一部改装に乗り出すが、3月の全面開業から半年足らずでの軌道修正。近鉄本店の浮沈はハルカス全体の集客に大きな影響を及ぼすだけに、立て直しが急務だ。

 8月中旬のある平日。夏休み中ということもあり、本店は家族連れらでにぎわいを見せていた。ただ、ソラハは他の売り場に比べて閑散としていた。ターゲットにする20代を中心とした若い女性客の姿は少なく、むしろ一角にある甘味処でくつろぐ年配客が目立つ。

 買い物に来ていた大阪市阿倍野区の会社員、添田理恵さん(35)は「案内が少なく、初めて来る人にはソラハの場所はわかりにくい」と話した。品ぞろえを充実させたものの、店内での顧客誘導のまずさなどが客足を遠ざけたようだ。

 近鉄百貨店の高松啓二社長は「雰囲気や音楽など、若い女性が好むような演出も不十分だった。来店客を呼び込む仕掛けが必要だ」と指摘。数千万円を投じ、9月中旬の完成をめどにソラハの改修に踏み切る。