新iPhone目前、お盆返上 液晶・電子部品メーカーが真夏の大増産:イザ!

2014.8.9 19:58

新iPhone目前、お盆返上 液晶・電子部品メーカーが真夏の大増産

シャープも「すでに7月から亀山第1工場(三重県亀山市)で生産を始め、稼働率は9割超」(関係者)。今月は休日返上で生産を続ける。

 半導体では、東芝のデータ保存用「NAND型フラッシュメモリー」、ソニーのカメラ画像処理用半導体「CMOSイメージセンサー」が採用されたもよう。東芝は四日市工場(三重県四日市市)、ソニーは長崎と熊本の工場を今月は休日返上で動かすという。

 電子部品では、TDKが回路電流を調整するインダクター、アルプス電気がカメラの焦点制御用部品、村田製作所が無線LANなどの生産を開始した。

 各メーカーは工場をフル稼働しているが、一方で過度のアップル依存も警戒する。2年前に発売したアイフォーン5は売れ行きが悪く、部品の減産で業績悪化を招いた会社も多かったためだ。ある電子部品メーカーの幹部は「アイフォーン向けの受注はうれしいが、(急速にシェアを伸ばす)中国メーカーとの取引も拡大しないと減収になる」と危機感を強め、取引先の分散化を急いでいる。