近海で自前調達…資源大国への夢“満載” 海洋調査船「白嶺」来月出港

 また、日本海の新潟県上越沖では今夏、メタンハイドレートの掘削調査を計画。日本海では比較的浅い海底下で「表層型」と呼ばれるメタンハイドレートの存在が確認されているが、政府として初めて掘削調査に乗り出す。ここでも白嶺が使われる見込みだ。そのほか、南鳥島周辺のEEZ内でレアアースの調査が白嶺を使って進められる。

 海洋資源開発は、安倍晋三政権が昨年閣議決定した成長戦略「日本再興戦略」で、メタンハイドレートや海底熱水鉱床の開発を推進すると明記。ただ、現状では海底から資源を取り出すには膨大な費用が必要で、商業化には生産コストの低減が欠かせないなどハードルは決して低くない。

 経産省幹部は「新型天然ガス『シェールガス』も、以前は開発困難とみられていた」と指摘し、調査とともに技術開発を同時並行で進めることで商業化を目指す考えを強調した。

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