【経済裏読み】15歳のホステス…30年後に女性経営者として成功 借金苦乗り越え:イザ!

2014.2.18 21:00

【経済裏読み】15歳のホステス…30年後に女性経営者として成功 借金苦乗り越え

 15歳でクラブホステスを経験するなど異色の経歴を持つ女性経営者が今年、美容関連商品ブランドを中東で立ち上げる。「エー・アイ・クリエーション」(兵庫県芦屋市)の谷口愛社長(46)。10代での父親の失踪や借金苦などを乗り越え、20歳で一念発起して大学受験を目指し、苦学の末に34歳で米国の名門大学を卒業した苦労人だ。帰国後の平成21年に起業し、いま商機を見いだすのは中東湾岸諸国。谷口さんは「商売には手強い地域だが、再チャレンジに冷たい日本と違って挑戦者を拒否することはない」と語る。

 ■中東で普及を

 エー・アイ・クリエーションが中東で立ち上げるブランド名は「MITSURU」。特許製法によってニワトリの鶏冠(とさか)を完全分解し、肌に吸収しやすい状態にして原料にしたヒアルロン酸などをスキンケア製品に活用し、サプリメントや洗顔料、化粧水、美容液など幅広いの商品ラインアップをそろえる。5月にクェートでブランド発表会を開く予定で、その後は順次、中東湾岸諸国に広げていく方針だ。

 同社によると、中東の女性は伝統的な民族衣装「アバヤ」で身を包み、顔は数少ない露出範囲だけに化粧を厚くしがちといい、谷口さんは「厚化粧で肌を傷めている女性の多い中東で素肌を大切にする発想の商品を広めたい。ブランド名は使う女性の肌のはりと心を『満たす』という意味でつけた」という。

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