和歌山「正論」懇話会 前統合幕僚長の河野克俊氏 GSOMIA維持は対北朝鮮で「評価」

 和歌山「正論」懇話会の第98回講演会が2日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、前統合幕僚長の河野克俊氏が「我が国の今後の安全保障と自衛隊」と題して講演した。

 韓国が、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効直前に破棄を回避し維持するとした決断について「破棄されても日本の安全保障が致命的に脅かされることはない」とした上で「北朝鮮に対し日米韓がタッグを組む姿勢を見せる意味で、維持は評価できる」と述べた。

 また、仮に、朝鮮半島に韓国と北朝鮮との統一国家ができた場合は「中国やロシア、統一朝鮮と、日米豪が海洋で対立する構図となる可能性もあり、特に日米同盟はより重要性を増す」と指摘。自衛隊に対し「米国が軍事的に撤退していく状況の中、インド太平洋地域で果たす役割が期待される」と語った。

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