【甘口辛口】浅野忠信、刑事役で新境地も現実では父親が犯罪者に…何が68歳の事務所社長を追い詰めたのか

 ■12月9日 68歳にもなって覚醒剤とは、単なる好奇心とは思えない。よほどの悩みやストレス、あるいは常習性があったのか。俳優、浅野忠信(44)の父で、浅野の所属する芸能事務所「アノレ」の佐藤幸久社長である。東京・渋谷区の道玄坂で先日、警視庁渋谷署に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、犯行を認めた。

 「アノレ」には他にも、浅野の兄で音楽プロデューサーのKUJUN=本名・佐藤久順=(46)や、新井浩文(38)、加瀬亮(43)ら個性派俳優がズラリ。彼らの仕事への影響も心配してしまう。浅野も現在、民放連ドラ初主演のフジテレビ系「刑事ゆがみ」(木曜後10・0)が好評だ。

 14日に最終回を迎えるが、日本でもかつて人気を呼んだ米ドラマ「刑事コロンボ」を思い出させるとぼけた刑事ぶり。神木隆之介(24)演じるまじめな若手刑事とのやり取りが面白い。本来お笑い大好き人間の浅野が、コミカルな魅力で新境地を開いた。物語も謎が謎を呼ぶ展開で、いずれは映画化してほしいくらいだ。

 が、現実では父親が犯罪者に。浅野もツイッターで「息子が刑事やってる時に何考えてんでしょうか」とあきれる一方、事務所の公式HPで「何か寂しい思いをさせてしまっていたのか…」と複雑な胸中を吐露した。ちなみに、佐藤容疑者はだいぶ以前に、浅野とKUJUNの母と離婚。その後、一般女性と再婚した。

 一方で、周囲に「前の女房には世話になったので、面倒みなきゃ」「KUJUNはあんなに才能があるのに、どうすれば芽が出るのか」と漏らすなど悩んでいたという。面倒見の良さが逆に自らを追い詰めたのか。そうだとすれば、寂し過ぎる。(森岡真一郎)

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