【甘口辛口】山尾議員、「涙目で謝罪すれば許されるのか」の言葉がブーメランのように返ってくる

■9月9日

 新幹線とホテルの宿泊パックは、ありがたい。旅行会社に早目に予約すれば、それだけ割安になるので旅や出張の味方になる。が、浅はかな政治家にとって、新幹線とホテルの組み合わせは不倫を楽しむ手段なのかとあきれる。またまた政界不倫疑惑が発覚した。

 民進党を離党した山尾志桜里衆院議員(43)と9歳下の弁護士である。いずれも伴侶と子供がいる身。スクープした「週刊文春」によると、山尾氏が党幹事長に内定した今月2日、名古屋から新幹線で隣同士の座席で東京に移動。同じく不倫疑惑が発覚した自民党の今井絵理子参院議員のように車内手つなぎはなかったものの、東京都内のホテルで1泊したという。

 昨秋から、共通の趣味という酒や音楽のほか、草野球の話で急接近したといわれる。2人とも人のふり見てわがふり直す学習能力は欠いていたのだろう。新幹線移動とホテル密会は今井氏と同じパターンだ。山尾氏は今井氏が自民党から大したおとがめもなかっただけに、党こそ違うが、たかをくくっていたのかもしれない。

 しかし、民進党内からも「無責任」「脇が甘い」と批判が続出。山尾氏は7日に離党届を提出し会見で謝罪文を一方的に読み上げた。いつもの威勢の良さはなく、涙目で報道陣の質問を一切無視。イクメン不倫で衆院議員を辞職した元自民党の宮崎謙介氏が会見した際、テレビ番組で「涙目で謝罪すれば許されるのか」と糾弾したはずなのに。

 その言葉は今、ブーメランのように自身の心に突き刺さっているはずだ。北朝鮮の脅威が続く中、与野党とも国民の命と生活をどう守るか行動するとき。それでも不倫をしたい議員はせめて辞職してからにしてほしい。 (森岡真一郎)

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